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琉球神話が残る秘境・パワースポット沖縄の旅 4月9日11日

■2016/04/26 琉球神話が残る秘境・パワースポット沖縄の旅 4月9日11日
琉球神話が残る秘境・パワースポット沖縄の旅

4月9日

沖縄へ行ったら絶対に行きたいパワースポット!その中でも、今回訪れたのは、斉場御嶽(セイファーウタキ)・久高島・首里城です。


 沖縄には女性のみが神に仕えることができるとされる琉球信仰があります。
神に仕える女性を神女とよび、神女が神に拝む聖地を御嶽(ウタキ)と呼び、ます。


御嶽は琉球王朝の時代より、信仰の聖域として、祭政一致体制の祈りや祭祀が行われていた場所であり、男子禁制なのです!

琉球の祖アマミキヨによってつくられたとされる9つの聖地のうちの7つを七御嶽とされ、そのもっとも崇高な位置で最高の聖地とされています。

今では、ほとんどの御嶽では観光客が招かれ、男子禁制も解かれていますが、琉球においてその信仰は根強く残されているようです。

 
その中の最も大切にされているのが斎場御嶽(セイファーウタキ)に行ってきました。






その聖地、神女こそが入ることができたとされる御嶽斎場を私が訪れた日は、まれにみる大雨でした。
 
傘が何回も折れるほどの強風で全身ズブ濡れ!

そうです、きっと、心身ともに全身を大浄化してくれる大雨だったのでした。

私の場合、だいたい旅先ではよく晴れて美しい写真を撮れるのに、この何年かぶりの大雨にあたるということは、さすが聖地。パワースポットですわ。


世界遺産になっている斎場御嶽、入り口から森林をくぐりぬけ御嶽の場を拝見。



大雨ではありますが、何かエネルギーの違いを全身で感じます。

光は「未来」、緑は「現在」、岩は「過去」。斎場御嶽では過去から未来までを感じることができます。
大切なことは、心を落ち着けて、清らかな状態を保つこと。そうすることで、内と外とを隔てる壁が取り払われて、自然と交わることができると言われています。

深く神秘的な道を奥へ奥へと進み、三庫理(さんぐーい)をくぐり終えると、左手にある茂みの中から、海に浮かぶ久高島が!・・・晴れた日には見渡せます。

本当に残念なことに久高島が大雨で見えない!( ノД`)シクシク…

 久高島は神の島と呼ばれていて、普通の人は久高島へは入れないとされていました。

それほど崇高な神の島なのです。

斎場御嶽から望む久高島、渡ることを許されない神の島にそっと手を合わせる女性たちの祈り、想い、その姿を想像するだけで神聖な気持ちになれます。
そして、この場でしかできない祈りを私も捧げました。





そして、、神に見守られ、神と共に存在する神の島・久高島 へ向かいます。

久高島は沖縄本島南部、南城市の沖合5キロに浮かぶ周囲約8キロの細長い島。琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが天から舞い降りてきて、ここから国づくりを始めたという琉球の聖地。

 
斎場御嶽から久高島を見渡せる展望だったはずが、大雨で見れないまま港へ。大雨で運航しないのでは?と不安だったフェリーも無事運航。


久高島へはフェリーで約25分くらい乗ります。

ハードスケジュールだったので久高島での滞在時間は1時間半。

無駄なく動きたかったので島のガイドさんを予約してありました。、車で回るコースを予約していて本当に良かったです!


行きたいスポットはたくさんありますが、メインを3つにしぼってもらいました。
最初は、琉球七大御獄のひとつで久高島一番の聖地『フボ―御嶽』






 
沖縄本島の最高の聖地・斎場御獄とともに、琉球の創世神・アマミキヨが作ったと言われている琉球七大御獄のひとつ。

琉球王府と久高島の人たちが代々大切にしてきた、久高島の中で一番の聖地。

それゆえ、何人たりともこの地に足を踏み入れることは禁じられています。
かつては男性禁制の聖地だったが、今では女性も立ち入り禁止!

中に入ることができるのは神女のみ!。

しかも、大事な島の祭事の時だけだ。草木一本も取ることは許されていません。入り口には立て看板がありますが、その付近に行くだけでも聖地としての雰囲気や空気感は・・・大雨のなかでも、この波動、大地の波動を全身で感じられます。



ガイドさんは年配の男性でしたが、ガイドさんがおっしゃるには
『男は弱いから女性が神で、女性に守ってもらうんですよ』と。
琉球信仰は常に女性がメインです。

女性は神なのです。女性は素晴らしいのです!

久高島は神の島と呼ばれていますが、昔はふつうの人はこの島に入れませんでした。

今でこそ、たくさんの人が訪れるパワースポットですが、今でも「あの島には入ってはいけない!行ってはいけない」と思っている方も少なくないようです。


斎場御嶽も昔は入ってはいけない場所だったそうです。

神権政治を基本とする琉球王国では最高権力者の国王は「キミテズリの神」からの御神託がなければ即位することが出来ませんでした。

御神託を伝えるのは女神官でしたが、最高の女神官は「聞得大君(きこえおおぎみ)」と呼ばれ、王女または王の姉妹がなりました。

この聞得大君が神様によって任命される場所が斎場御嶽であり、ここは神女しか入ることが許されなかった琉球王朝最高の聖地でした。
 

久高島は近年ないほどの大雨でしたので、道が、道ではなくまるで川のよう!

川の中を走る車!それはそれはまるでジャングルクルーズかのようで面白かったです!

凄いわ〜と思ったのは、あの大雨の中をおばあさんが傘をささずに、潮干狩り(貝をとりに)から帰ってくる姿に遭遇。

狭い島なので、もちろんガイドさんの知り合い。
この大雨でも貝をとる!ビックリ!


車で数分、着いたところは『イシキ浜』、白い砂浜がどこまでも続く世界観が、また感動です。

『琉球国王由来記』によれば、島の「イシキ浜」に五穀の種が流れ着き、そこから農業が始まったとされています。

(ニライカナイといわれる理想郷から五穀の種が入った壺が流れ着いたとの伝説が伝わる「神の島」の中でも特に神聖な場所なのです。)


イシキ浜の浜に大きな石(岩?)ここで祈りました。






今こうしていられるすべてのことに感謝して。

浜の入り口あたり、林の中にも御嶽がありました。
首里城の方向に向かう御嶽です。






ガイドさんがおっしゃるには、琉球七大御獄の中でも、斉場御嶽の御嶽と、イシキ浜の御嶽と首
里城の御嶽は神の道をつなぐ3大御嶽だそうです。


そうここでも感謝をこめて祈ります!大自然のエネルギーを感じ身体の細胞が喜びます。
沖縄は本当に大地のエネルギーの高さを全身で感じる不思議なところです。
 


イシキ浜をあとに、次に訪れたのは『外間殿・ふかまどぅん(ウフグイ)』
 




島内の二大祭祀場とされている拝殿。
ガイドさんがおっしゃるには、御嶽で祈るのに久高島では本来2回は祈らないといけないと。最初の祈りと最後の結びの祈りをするようにとのことでした。






そして、ここには各家庭の香炉の大元となる大香炉も置かれており、島全体にとってひとつの中心ともいえ、島では子どもが生まれると、この外間殿で名づけの儀式が行われるそうです。


そしてとうとう久高島をあとにするフェリーに乗ります。








晴れていたら最高の美、絶景を見られたニライカナイの橋が遠くに見えてきました。






ニライカナイとは海の向こうにある理想郷、遥か遠い東の海の彼方や海の底、地の底にある「聖地」のことです。

毎年ニライカナイから神が人間の世界を訪れ豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされています。

周囲を海で囲まれた沖縄は、海からの授かりものは異郷からくる「寄りもの」と考え、沖縄の人々は海のかなたに神々の住む島があると考え、その楽土を「ニライカナイ」と呼んだそうです。


現在でも夏、旧暦六月に入ると沖縄の村々では、ニライカナイより神を招き寄せる祭りが数多く行われているそうです。

エネルギーの高いパワースポットに何時間もいますと、海のむこうに本当に理想郷のニライカナイがあるように思えてきます。


毎日を仕事で忙殺されていたり、恋愛や人間関係で悩んだりしたら、この聖地御嶽めぐりで自分の波動を上げるのをお勧めします。


眼の前のことで、頭がいっぱい、悩みもいっぱいになってしまうこともありますが、パワースポットのエネルギーはものすごいものです!

そのパワーのおかげでしょうか、出会いの祈りも叶いやすいと言われ、愛求めて観光に来る方も多いそうですよ〜!
 

11日

世界遺産・首里城です。





「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている首里城ですが、世界遺産として登録されいるのは戦争でも破壊されることなく今も残っている【遺構】のことを指すそうです。






有名な守礼門歓会門の間にある石でできた門が、園比屋武御嶽石門。軒があり、まるで木造建造物に見えますが琉球石灰岩で作られています。


国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所で、形は門になっているが人が通る門ではなく、いわば神への「礼拝の門」、ここも「御嶽」とつく場所ですね。


最後にお勧めの沖縄料理店で、沖縄料理を味わいました。

ゴーヤちゃんぷるでなく『フーちゃんぷる(沖縄麩を使ったちゃんぷる)』『ぐるくんのか唐揚げ(沖縄県魚ぐるくん)』『ニンジンシリシリ』
あ、そうそう!もずくの天ぷらも超美味しかったですよ〜!






このお店では、三線(サンシン)といい、三味線を弾きながら歌ってくれる方がいます。

各テーブルを回り、歌ってくれるだけでなく、歌詞カードを出してくれていっしょに歌わせてもらえます。

その歌詞カードが、またすごい!

まったくの沖縄の方言・現地の言葉で歌うので、私には全くわからなくて外国語!
やっぱり沖縄は異国!



ものすごくハードな日程で駆け足でパワースポットをまわりました。
それでも、不思議なことに、すべてスムーズに物事が運びました。









大雨のおかげで、全身大浄化もでき、身も心も軽くなったようです。





場には、それぞれのエネルギーがあります。


今、住んでる場所、毎日行く会社、お仕事先のエネルギー、目には見えませんが
影響されていますので、

自ら進んで、自分自身の魂の洗濯を心がけると、全体の運気UPにつながります!





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